HOME > ACアダプターとは
ACアダプターの選び方
ACアダプターとは
ACアダプタとは、簡単に言うと交流電流(AC)を直流電流(DC)に変換するためのものです。
国内で使用される一般的な電気製品や機械は、直流電流で動いています。
ですが、コンセント口から流れる電流は交流電流のため、直流電流に変換してあげなくてはいけません。
その役目を行っているのが、ACアダプタというわけです。
直流と交流について
では電気製品はなぜ直流でないといけないのでしょうか?
まずは以下に直流電流と交流電流の性質について説明します。
■直流
■交流
電気製品に交流を流してしまうと、流れる電流が不安定となり、正常に電気製品が動かない現象が起きてしまいます。
そのため電気製品や機械は直流を使うようにしています。
機器に適合したACアダプタを探すには
例えば使用しているACアダプタが何らかの原因で壊れ、代わりのものが必要になったとき、どのようにして替えのACアダプタを探せばよいかをご説明します。
1. 電圧と電流を確認する
まずは機器が必要とする電圧と電流を確認します。
故障したACアダプタがあれば、ACアダプタ本体の裏に仕様が記載されておりますので、それを確認します。
赤枠で囲んだ「OUTPUT」を見れば、必要な電圧と電流がわかります。
画像例の 電圧:12V(ボルト)と 電流:5A(アンペア)です。
もしも12V・5AのACアダプタが無くても、12V・6Aや12V・8Aなどのように、アンペア数が大きいもので代用できます。
2. DCプラグの形状を確認する
次にDCプラグの形状を確認します。
DCプラグというのは、コンセントと逆側の機器に差す方です。
プラグ形状には色々な形があります。
一般的なサイズは 外径:5.5mm、内径:2.1mm です。
アコンアダプターで扱うACアダプタのDCプラグのサイズは、
標準の外径:5.5mm、内径:2.1mm です。
形から選ぶ
アダプター形状は主に2種類です
壁のコンセントにアダプタ本体ごと差し込めるウォールマウント型か
パソコンのアダプターのようにAC用のコンセントコードがありコードと本体を接続して使用するデスクトップ型
用途によって形も限られる場合がでてくるでしょう。
USB PDとは
USB PDとはUSB PowerDeliveyの略称で、簡単に言えばUSB端子を使用して急速充電ができる給電規格のことです。
USB Type-Cの普及により話題になるとともに注目されるようになりました。
一番の特徴は出力電流値が3Aや5Aとパワーアップしたことではないでしょうか。
従来品では1Aや0.5Aといった半分以下の出力電流値がほとんどでした。
尚且つ、<5V・9V・12V・15V・20V>の5パターンの電圧をアダプター側が負荷に応じて切り替え、最大60W(3Aの場合)の容量で充電をする仕組みになっています。
ですが、この性能を十分に発揮させるためには機器側も対応していないといけません。
仮に、アダプターが20V3A60Wで充電ができたとしても機器側が20V1A20Wまでしか対応できない場合はアダプターの出力も20V1Aの20Wの容量でしか出力ができないのです。
購入前に使用している機器がUSB PDの規格に対応しているか確認する必要がありそうですね。
また、ケーブルが付属してない製品に関してはケーブルを選ぶ際にもUSB PD対応か、3Aまでなのか5Aまでなのか、確認する必要があります。(弊社製品はケーブルは付属しております)
その他にACアダプタ選びでご不明な点などございましたら、お気軽にご相談ください。